オールスマート

役員対談

エンジニアに期待するものとは

 吉峰

とにかく流行りものには何でも手を出して欲しい。実際にやらなきゃその良さにも気が付かないし、どういう仕組みでできているのか?どうやってビジネスとして成り立っているいるのか?も考えることもしないと思う。何でも興味を持って調べたりすることが自分へのインプットであって、仕事でのアウトプットにつながると思う。インプットがないとアウトプットは発生しないので、とにかく自分にインプットを与え続けることが大切だと思う。

 

エンジニアは「ITの特性を理解し製品やサービスの企画提案などを担うエンジニア」と「ITに関する専門知識や技術を用いて実際に実装するエンジニア」の2種類だと思っていて、イノベーションを生み出すきっかけをつくってくれる人は前者の方、テクノロジーを駆使して実現するのが後者だと思っている。スペシャリストとゼネラリストのどちらが価値が高いのかって話によくなるけど、どちらに価値があるかはその時代によって変わってくると思うし、自分がやりたい方、向いてる方を目指せばよいと思う。どちらかだけではイノベーションは起こせないし、どちらも会社にとって必要な人材だから。

 

 

吉峰

エンジニアの価値ってプログラミング言語の知識や経験が豊富にあることではない。プログラミング言語は大工さんのトンカチやノコギリのような道具であって技術そのものではない。個人差はあるけど道具は慣れれば使えるようになるしね。それよりもネットワークの知識、データベースの知識、サーバーの知識があって、システムの仕組みを知っているエンジニアが価値がある。どんなに小さく些細なものでも自分でサービス考えて作ったことがある人は、例えばjavaだけを10年ずっとやっていた人よりも価値があると思う。

 

今までのうちみたいな開発会社のエンジニアってクライアントからの要求通りにつくることが仕事だし、クライアントの担当者や納期に振り回されたあげく、「24時間働けますか?」みたいな扱いをうけてSIビジネスにおける一番の被害者だよね。そんな状況の中で、今自分が携わっているシステムはユーザーにどういうメリットがあるのか、どういうビジネスモデルなのか、この仕組みや技術を何かに活かせないかを考えるエンジニアは成長するね。

誰と仕事をするかを大事にする会社

 吉峰

仕事をする上で一番大事なことは人間関係。人間関係が悪いと仕事していてもストレスがたまるだけでモチベーションは上がらない。モチベーションの低下はパフォーマンスの低下につながり生産性も低下する。ものづくりの会社としては致命的なこと。プロセスや手法も勿論大切なことなんだけど、それだけでは決して良くはならない。何をするかよりも誰と仕事をするかが重要。

何を飲むかより、誰と飲むかと同じだね。あまり美味しくないお酒でも、その場が楽しければ朝まで飲んでられる。でもいくら美味しいお酒でも、その場がつまらないとすぐにでも帰りたい気持ちになる。そしてその場が楽しいかどうかは誰と一緒にいるか。だからお酒は何を飲むかよりも誰と飲むかが大事。仕事も誰とするかで楽しさが全然違うし、仕事の楽しさはモチベーションにもつながる。究極は休日でも仕事に行きたくなるくらい楽しい会社!

 

吉峰

エンジニアは口下手で黙々とコードを書くってイメージだけど、仕事で必要なコミュニケーション能力とは、いわゆるプレゼン能力とか社交性の高さではなくて、人の話をよく聞いて相手の考えを知ること、人にわかりやすく伝えること、個性を尊重することさえしっかりできていれば良い。これはエンジニアに限らず、ビジネスパーソン全てに共通して言えることだけど。とにかく相手を理解しないことには良い人間関係なんてできっこない。良い人間関係のチームこそが、最大効率で目的に向かって成果をあげることができる最高のチームだと思う。